人付き合いが「怖い人」と「そうでない人」の決定的な違い

人付き合いの悩み

人からどう思われるのかが、気になりすぎて怖い

人付き合いが怖い・苦手と感じてしまう人は、どうしても他人への警戒心や不信感がぬぐえず、苦しい思いをしがちです。

 

ではなぜ、怒られるのが怖い・人の顔色が気になる人がいる一方で、そうではない人がいるのでしょうか。

本記事では、人付き合いに恐怖心を抱いてしまう原因とその解消法について解説していきます。

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人付き合いが「怖い人」と「そうでない人」の決定的な違い

世の中には、人と関わることに不安や恐怖心を抱いてしまう人もいれば、楽しくてワクワクする人もいるものですよね。

 

こうした人付き合いが怖いと感じる人と、そうでない人の決定的な違いは、

他人が「自分の存在価値の評価者」になってしまっているかどうかです。

 

人と接することに恐怖心を感じるという心理の本質は、人が怖いのではないんです。

そうではなく、誰かと会うたびに自分の存在価値が揺らいでしまうことを恐れているということなんです。

たとえば、

  • 誰かに適当な扱いを受けたら、自分はその程度の価値しかないんだと感じてしまう
  • 相手が自分の話をきちんと聞いてくれなかったら、自分の話はつまらないんだと感じてしまう

 

このように相手の態度によって自己評価が揺らいでしまう原因は、

「本当の自分は、誰からも必要とされていない価値の低い人間だ」

と自分でも気付かないうちに心の底で強く思ってしまっているからです。

 

そして自分が普段目をそらしている劣等な自己イメージを、他人の態度を「鏡」にして直視させられてしまうために人付き合いが怖いという思いが生じるわけです。

ではなぜ他人が、自分の存在価値の評価者になっているのでしょうか。

他人と対等な感覚がもてないから、怖くなる

他人が自分の存在価値の評価者になってしまっている人にとって、自分と他人の関係とは、

  • 他人とは、常に評価する側の人
  • 自分とは、常に評価される側の人

こうした認識を自分でも気付かずに持っていることが多くあります。

 

これでは誰だって、人付き合いが怖いと感じてしまうのは当然のことです。

このように自分の存在価値を、他人からの評価の中にしか見い出せないと、他人から嫌われることも怖くなってしまいます。

 

その結果、

  • 「相手に好かれなければならない」と不必要に尽くしすぎてしまう
  • いつも他人の顔色に敏感になり、他人に迎合することになる

 

こうして「他人に嫌われたくない」という思いから行った態度や発言から、ますます自分のことが嫌になるという悪循環にハマってしまいやすくなります。

>>>「嫌われるのが怖い」その克服は、〇〇から始まる

 

つまり自分と他人は、いつも互いに一人の人間として「対等な関係」であるという意識が持てないために、苦しい思いをしているということなんです。

人付き合いが怖い・苦手という人は、親のことを恐れていた人

「他人は評価する側で、自分は評価される側」

こうした意識をもってしまう原因は多くの場合、そもそも親との関係性が、対等なものではなかった可能性が高いです。

 

幼い頃から、親がいつも子供のことを極端に〇か×かで評価し、子供であった自分は一方的に評価されるだけの立場で生きてきた人は、無意識下に、

「自分の存在価値とは、親(他者)によって決められてしまうもの」

という、生きづらさの根源のような思いを抱きやすくなります。

 

それは親によって「等身大のありのままの自分では、愛されない」と感覚的に思ってしまうからです

>>>等身大の自分をちっぽけに感じる人ほど、実は親に愛された経験がない!?

等身大の自分を愛せない人は、他人に見せるための人生を送りやすい

「自分の存在価値は、親(他者)が評価して決めるもの」

このような意識を持たされてしまった人は、「人からよく見られたい」という思いが強くなる傾向があります。

 

それは親や他者からの評価の基準というものは、一般的に「世間体の良さ」を元にするからです。

そうして世間体を優先して生きるということは、すなわち他人に見せるための人生を送らざるを得なくなるということでもあります。

 

その結果、「立派にならないと、等身大の自分のことなんて誰も相手にしてくれない」という思いがより大きくなってしまえば、

「人付き合いとは、評価を下される関係性の中に、自らが飛び込むという恐ろしいものだ」

 

こう解釈してしまうのも無理ありません。

>>>世間体を気にする人が恐れすぎている「他人の目」の正体

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他人と関わることへの恐怖心を和らげるためには

たとえ人と関わることが苦手でも、どうしても仕事をする上では人間関係は避けられないものです。

 

では人付き合いが怖いという思いを少しでも和らげていくためには、どうすればいいのでしょうか。

そのためには次の3つのことを押さえていく必要があります。

1.他人の評価は自分にはコントロールできないと知る

自分の存在価値は他人によって決まってしまうと感じている人は、自分の言動によって、

「他人の気持ちや態度を変えたい」

という思いを抱いている可能性があります。

 

そうした思いをもつ根底には、

「他人の気持ちや態度は、自分の振る舞い次第で変えることができる」

という誤った思い込みが隠れている場合があるんです。

それは自分自身が、これまで親から自分の気持ちや態度を変えさせられてきたという体験があるはずだからです。

 

そしてそこには、自分と他人の心の境界線(自他境界)の問題がはらんでいるんです。

>>>人と関わるのが怖い…その原因は「自他境界」を引けないことにある

2.みんなに自分のことを理解されたいという気持ちを手放す

「自分はいつも他人から評価を下される側だ」という意識をもっている人は、他人に対して、

「きちんと正当に自分のことを評価してほしい」

という思いを強く持っているものです。

 

しかし人間同士、たとえどんなに仲が良い相手だったとしても、本当に理解し合えることは難しいものです。

むしろ誰しもが、お互いの半分も理解し合えていないのが現状ではないでしょうか。

 

だからこそ一方的に素っ気ない態度をとられたり、自分のことを決めつけられたと感じたときは、

  • 相手は自分のことを理解していないんだから、正しい評価なんて出来ないもの
  • 相手の意見や気持ちは変えられないし、それは相手の問題で自分には無関係なもの

 

このように少しずつ意識していきながら、「自分のことを理解されたい」という気持ちを少しずつ手放していくべきなんです。

3.自分をきちんと受け入れてくれる人がいるという安全基地をもつ

他人のことを「自分を一方的に評価してくる存在」として警戒してしまう理由は、そもそも自分の中に、

「他人とは、自分のことを受け入れてくれて、支えてくれる味方だ」

という他者に対する安心感や信頼感(=心の安全基地)が十分に築かれていない可能性があります。

 

心の安全基地をきちんと持てていない場合、次のようなことから人付き合いを怖い・苦手と感じてしまいがちになります。

  • 他人をなかなか信用できない
  • 相手から見捨てられる不安に陥りやすい
  • 他者に悪意があると解釈しやすい
  • 相手の言葉尻りだけから、バカにされたと受け取りやすい

 

このように他者に対して安心感をもてない人は、まず安全基地をできるだけしっかりしたものにすることから始めていくべきです。

>>>「安全基地」を大人になってから作る方法

自分と合わない人にまで好かれる必要はない

他者と関わることを恐れる人は、

  • 自分の味方になってくれる人と
  • そうでない人

この違いを見極められない傾向があります。

 

その理由は、

  • 自分が相手からどう思われるか
  • 本当の自分は価値がない存在だと、相手にバレないだろうか

こうしたことを考えすぎていて、他人に興味を持つ心の余裕がないからです。

 

このように自意識が自分を守ることにしか向いていないから、生きづらくなってしまうわけです。

人付き合いが怖い人はまず、自分と合わない人を見極めていく必要があります。

 

そして、

「自分と気が合わない人には、好かれようとしない」

こうした他人との距離をうまくとることから始めてみましょう。

>>>HSPに合わない人の特徴と上手に距離をとる方法

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