人に頼れない性格の人ほど、実は依存心が強い理由

人付き合いの悩み

「人に頼れない性格を変えたい」

「本当は人を頼れたらどれだけ楽かと思いながらも、それができない…」

誰かを頼れないと、どうしても無理をして一人で色々なことを抱え込みやすくなってしまいますよね。

 

本記事では、人に頼れない原因とその心理、対処方法について解説していきます。

人に頼れない性格の人ほど、実は依存心が強い理由

なかなか人を頼ることができない心理の背景には、小さなことに対しても不安を抱きやすいことがあります。

 

それは心の安全基地をきちんと持てていないことが大きな理由の一つです。

安全基地とは

自分の心の中にある「安心できる他者のイメージ」のこと。

また、心の支えになっているもの。

 

他者は自分を守ってくれる優しい存在だと思えるからこそ、他人を信頼できるものです。

 

>>>「安全基地」を大人になってから作る方法

 

子供時代に本来なら親が与えてくれるはずの安心感を十分に得ることができなかった場合、自分の心の支えが不安定なものになってしまいます。

親に対して安心感を持てていたか

親の機嫌がコロコロ変わったり突然理不尽に怒られたりする環境で育った人は、心の安全基地を持ちにくい傾向があります。

 

そうした場合、まず親に対して安心感を持つことが難しくなります。その結果、

  • 親のことを「自分を守ってくれる存在」だと確信をもてない
  • 何か辛いことや怖いことがあったとき、それを親が共感してくれて、一緒に感情を消化するという経験を積むことができない

 

こうしたことにより、子供は何か辛いことや怖いことがあっても親を頼ることに抵抗を感じやすくなってしまいます。

自分で自分を守ることができないという強い不安

親に対して安心感を持てない・親を頼れない子供は、もちろん親以外の人のことも心の底から信用することができなくなります。

 

生まれて初めて接する人間である「親」との信頼関係を築けなかった人は、大人になっても精神的にはずっと孤独なままです。

そして人に頼れないために、自分しか頼りにできずに生きることになります。

 

しかし、その自分を頼りにする方法すら分からず、

  • どのように人付き合いをすればよいのか
  • 不安感や恐怖心とどのように向き合えばよいのか

こうしたことが分からず、いつも苦悩し我慢し続ける生き方を「安全基地」を持てていない人はしてきたはずなんです。

自分を安心させてくれるものに依存しやすい

誰のことも頼ることができない人は、不安や恐怖に襲われたときに、自分で自分を安心させることがとても難しい傾向があります。

 

そもそも自分のネガティブな感情のコントロールとは、幼少期に親に気持ちを共感してもらうことで安心感を得るという体験を積み重ねることでできるようになるものです。

人に頼れない人は、自分で自分の感情をコントロールできないからこそ、「モノ」でコントロールしようと試みるわけです。

 

それは人によってアルコールであったり、甘い食べ物であったり、市販薬であったり、SNSであったりします。

そして不安感や恐怖心が強いほど、また自分で自分の感情をコントロールできない人ほど、その「モノ」に過度に依存してしまう可能性も高くなります。

他人は頼りにならないと強く感じているからこそ、モノを頼りにして生きてきた

人に頼れないと悩まれている方は、これまで生きてきた中で、自分が本当に困ったときに「他人が頼りになったことがない」と感じているのではないでしょうか。

 

しかし自分がこれまで辛く苦しかったとき、誰も頼りにはならなかったけれど、モノは自分の不安や恐怖を一時的にでも和らげてくれたと感じているはずです。

 

何かに過度に依存することは、一般的には良くないことだと言われています。

それでもモノに依存することで何とか生きてこれた人にとって、何かに依存することは立派な処世術だと言えるものです。

人に頼れない人ほど、見えない生きづらさを抱えている

人に頼れない人ほど、見えない生きづらさを抱えている場合が多くあります。

 

こうした生きづらさを少しでも和らげるために押さえておくべきことに「自他境界」という概念があります。

自他境界とは

自分と他者との心理的な境界線のこと。
この境界線があいまいだと、他人の不機嫌を自分の責任だと感じてしまったりする。

 

この自他境界についても、より深く自分のことを知っていくことで、人を頼ることができない自分を少しずつ変えていけるはずです。

>>>自他境界(バウンダリー)を引ける人と引けない人の決定的な違いとは

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