生きてるだけでしんどい…そこまで自分を追い詰めるものの正体

心の悩み

毎日が辛くて苦しくて疲れてもう限界なのに、誰かに弱音を吐くことも、現状を変えることもできず、本当に生きてるだけでしんどい

毎日やるべき事をこなすだけで精神的に限界まで消耗したり、
また「普通」になれなかった今の自分が不甲斐なくて惨めで嫌で仕方がなかったりすると、もう生きる気力が沸かないですよね。

 

本記事では、生きてるだけでしんどい思いをしている方へ、その辛さの正体について解説していきます。

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生きてるだけでしんどい…その苦しさの根本原因

生きてるだけでしんどいという人には、人の数だけ色々な「しんどさ」があるはずですよね。

  • 仕事や家事、身の回りのことなど日常生活を維持することがしんどい
  • 希望の仕事や会社に就けていない、結婚や子供の有無など、今の自分が不甲斐なくて惨めでしんどい
  • 少し人と接するだけで、気を遣い過ぎたり不安になったり自己嫌悪で疲れ果ててしんどい

 

こうした「しんどさ」の奥には、自分でも気付きにくい無意識下のある共通した思い込みがあります。それは、

「理想の完璧な自分でなければ、誰にも相手にされず、この社会で居場所がなくなってしまう」

という強烈な思いです。

 

この信念とも言える思い込みが、生きてるだけでしんどいという苦しみの元凶になっている可能性があるんです。

生きてるだけでしんどいという思いの正体

生きてるだけでしんどい気持ちになるところまで、精神的に追い詰められてしまう大きな原因は、

現実の自分の状況や自分の本当の気持ちを「良くないもの」として押さえつけているからです。

 

たとえば、

  • 「体調が悪くても、仕事や家事などを休みたいという気持ちは良くないものだ」
    だから体調が悪くても、仕事や家事などを休んではいけない。
  • 「『普通』になれていない自分はダメな存在だ」
    だから、そんな状態の自分が自信を持ったり、何かを楽しんだりしてはいけない。

 

このように自分が定義している理想の状態以外の自分を徹底的にいじめていれば、誰でも精神的に消耗して余裕もなくなり、日常生活は破綻してしまいます。

>>>心が壊れそうでも頑張ってしまう人へ伝えたいたった1つのこと

 

ではなぜ「理想の完璧な自分でなければならない」という信念を持ったのでしょうか。

人生の棚卸しをすることで見えてくるものがある

理想の自分にこだわってしまう理由は、ありのままの自分を過去に受け入れてもらえなかった大きな傷つき体験があるはずだからです。

 

そして多くの場合、それは元をたどれば親との関係性の中で生じた可能性が高いと考えられます。

なぜなら、人間の基本的な性格や考え方、価値観の土台は3歳までに決まると言われているからです。

 

だからこそ、自分自身がたとえば、

こうした生きづらい考え方や価値観は、主に親の影響によるところが大きい傾向があります。

 

つまり今現在のこの「生きてるだけでしんどい」という思いは、幼い頃からずっと持っていた可能性もあることになるんです。

生きてるだけでしんどい思いは、実は子供時代から始まっていた

子供は基本的に「親を幸せにしたい、親から好かれたい」という思いを持っています。

そしてそのためには、ためらいなく自分の心を犠牲にするものです。

 

では子供に自分を犠牲にさせてしまう親とは、どのような特徴を持っているかというと、

  • 自分の機嫌や感情をコントロールすることが苦手で子供にぶつけやすい
  • 自分に都合の悪いことは、何でも子供のせいにしやすい
  • 自分の考えや価値観を絶対のものとして、子供に押し付けてしまう
  • 子供を自分の所有物と捉えてしまい、自分と子供の境界線があいまいになってい
  • 建設的な話し合いができないことが多い
  • ダブルバインドというコミュニケーション手法を使ってくる

 

こうした親の多くはいつも心が満たされておらず、自分で自分を満たすことが難しい傾向にあります。

そのため子供を使ってその心を満たそうとして、過干渉や価値観の押し付けをするわけです。

親から好かれたいという思いが大人になっても続いている

「親を幸せにしたい、親から好かれたい」という思いから自己犠牲をした子供は、結果的には辛く苦しい生き方を身に付けてしまいます。

たとば、

  • 親の都合に合わせた意見や振舞いを押し付けられ、自分の本当の気持ちを黙殺するようになる
  • 「理想の自分、正しい自分、良い人の自分でいたい」という思いが、現実の等身大の自分を無視して自分を追い詰めてしまう
  • 親に対する怒りや憎しみといった敵意を直接親に向かって出せないため、その敵意が自分自身に向いてしまう

 

親から過剰な期待や要求をされてきた人は、自分のやりたいことを諦めて、やらなければならないことをせざるを得ません。

つまり、生きてるだけでしんどいという思いは今になって始まったことではなく、幼い頃からずっと続いていたはずなんです。

 

そして長い人生を生きている間に、どう頑張っても理想の自分になれないとなったとき、人は生きる意味を見失い、人生に絶望してしまうわけです。

理想の自分でないことに罪悪感を持っていれば誰でもしんどい

生きてるだけでしんどいと感じるのは心の底で、

「理想の自分になれていない自分は罰せられる存在だ」

と自分を責めているからです。

 

これはそもそも子供時代に、心が満たされていない親からうとまれたり、嫌味を言われた(と感じた)りした可能性があるはずだからです。

  • 自分が楽しそうにしていると、親の機嫌が悪くなったり言いがかりをつけて怒られた
  • 自分だけに何か良い事があると、親は一緒に喜んでくれなかった

 

このような経験を長い期間、何度もしていると、親が持っていた

「(子供の)自分だけ満たされるなんて、ズルい」

といった考え・価値観を内在化して(自分の考え・価値観として)取り込んでしまいやすくなります。

 

そうすると、下記のように今後は自分が自分を責めるようになってしまうんです。

  • 「価値のない自分は、人生を楽しんではいけない」
  • 「義務を果たしていない自分は、人生を楽しんではいけない」

 

本当はどんな自分であろうとも人生を楽しむ権利はあるはずです。

それなのに自分に楽しむことを許せないのなら、生きてるだけでしんどいと感じるのも当然と言えます。

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理想の自分にこだわるのは「見返したい気持ち」があるから

生きてるだけでしんどいという気持ちを軽くするためには、まず自分は「理想になれていない自分を許せていない」ことにきちんと気付く必要があります。

 

そしてなぜ「しんどい」思いをしているのにも関わらず、その理想の自分をあきらめ切れないかと言えば、

「理想の完璧な自分にならなければ、存在価値がない」

ということ以外に、

「理想の自分になることで、これまで自分のことを理解してくれなかった人、バカにしてきた人を見返したい

という、ある種の復讐心が隠れている場合があるからです。

 

しかしながら、誰かを見返すための理想の自分では幸せになることはできないですよね。

このことにさえ気づくことができれば、少しずつでも自分を楽にしていけるはずです。

等身大の自分を少しずつ受け入れてみる

また理想の自分にこだわり、等身大の自分を受け入れられない原因の一つに、スプリッティングという心の防衛反応が働いている場合があります。

 

このスプリッティングとは、強いストレス下で認めたくない自分(理想と違う自分)から現実逃避をすることで心を守る反応のことです。

>>>スプリッティング(分裂)とは?葛藤から自分を守る心理について

 

こうした自分の内面で起きている心の仕組みを知るだけでも、辛く苦しいときに自分を楽にしてあげることにつながるはずなんです。

 

このように生きてるだけでしんどいという思いを解消するためには、

「やるべきことを辞めてしっかり休む」

といった物理的な解決行動の前に、自分の心と向き合ってみることも近道になるはずです。

>>>等身大の自分を愛せない人ほど、実は親に愛された経験がない!?

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