自分の失言癖で悩んでいる方へ…その恐れはスキルで克服できる!

自分を変えたい

「いつも失言するのが怖くて、自分の意見が言えない」

言いたいことが言えないと、そんな自分が嫌になったりして苦しくなりますよね。

 

本記事では、自分の失言癖を緩和できるスキルについてお伝えしていきます。

 

まず前提として大切なことは、失言を恐れる気持ちは重要だということです。

それは他人への配慮の気持ちの裏返しでもあるからです。

自分の失言癖で悩んでいる方へ…その恐れはスキルで克服できる!

結論から言うと、失言癖を緩和するのに重要なスキルは

自分の頭の中に思い描く人の「数」を増やすこと

です。

 

これは、自分にはない考えや価値観、物事の捉え方を持っている人のことを、いつも頭の片隅に置いておくということです。

たとえば、世の中には色々な人がいますよね。

  • 若手は率先して雑用をするべき
  • 人生うまくいかない人は全て自己責任だ
  • いい年して結婚していない人は努力が足りない

という考えを持っている人もいれば、

  • 雑用は各人が自分でやるべき
  • 政府の政策にも問題はある
  • 結婚するかしないかは個々人の自由

と思っている人もいるということを常に把握しておくということです。

 

そうしておくと、自分が何か言いたいことがあるときに、

  • 「自分は多方面に配慮した言葉選びができているはずだ」
  • 「悪く捉える人もいるかもしれないから、きちんと前置きを言うようにしよう」

このように考えられるようになり、失言癖が少しずつ軽減できるはずです。

 

そして、全ての人に配慮することは不可能ですが、少なくとも自分の中で

「最善は尽くしている」

と思うようにすることが、言いたいことを言うための第一歩になります。

失言癖を治したい人が意識すべきこと

デリケートな話題には、触れないようにする

政治、宗教、身体的特徴や人によって深刻に悩んでいる事など、デリケートな話題に対しては、極力意見を言わないようにした方が良いです。

これはどんな意見を言おうが失言と受け取られる可能性があるためです。

自分の置かれている立場を常にわきまえる

例えば、

  • 「うちの会社の業務処理のやり方は非効率だと思います」と入社したての社員が発言する
  • 予約を取っていない歯科医院で、無理を言って治療してもらっているのに、スタッフの態度が悪いなど文句を言う

どんなに正当性があっても、それが自分の立場にふさわしくなければ、相手には失礼としか映りません。

 

価値観の多様性が認められてきた今の時代では、普段の発言でもSNSで発言するくらいの慎重さが必要になります。

「自分の周囲にどんな少数派の価値観を持っている人がいるかもしれない」

と常に気を付けることが大切です。

 

失言癖が多いと思われる人の中には、

「こんなこと言ったら、どう思われるだろうか」

と考えすぎてしまい、結局言えないという場合も多いと思います。

 

しかし、きちんと周囲の人への配慮を頭の片隅に置けたなら、もうそれ以上に出来ることもすべきこともないはずです。

今では失言になっても、昔は失言ではなかった!?

特にSNSが浸透する2000年代以前では

  • 「パソコンに詳しい人って基本オタクばっかり」
  • 「風邪を引くヤツは気合いが足りない」
  • 「有給休暇を取るなんて、自分勝手だ」

と言ったことは普通に言われていました。

 

自分の価値観や心の声として、こういった考えを持っていたとしても、これを口に出して発言したら、多くの人に批判されるはずです。

昔は、自分と近しい人のことのみを考慮すれば良く、「自分は失言癖がある」と悩む機会自体も少なかったと言えます。

失言癖が多いと感じている人は時代の流れをつかみ切れていない!?

今はあらゆる価値観の人のことを考慮して発言しないと叩かれる時代になっています。

 

たとえば、有名人の発言も批判を浴びることが多くなりました。

  • 「どうして照明スタッフになろうと思ったんだろう」
    →照明スタッフの仕事を小バカにしているという意図として取られ炎上
  • 「もし(芸能界を)干されたら看護師になりたい」
    →看護師の仕事を楽で甘く見ている意図として取られ炎上

このような発言は、芸能人や有名人でなくとも、日常で普通に悪気なく、言ってしまってもおかしくないくらい身近なものです。

身内間では共感してもらえる発言でも、SNSでは失言となる

たとえば、失言癖のある人は

自分の周囲の人達はほぼみんな既婚者という環境で

 

「この年で結婚してない人って、何らかの性格的問題があるのかも」

 

と仲間内で発言。

 

その発言をSNSでも発信 →炎上

このように、周囲の友人らとは価値観似ているから共感してもらえても、自分の人間関係の外の人にとっては炎上発言になってしまうということです。

 

結局、自分の身内(コミュニティー)の価値観が、別のコミュニティーにとっては誹謗中傷となるためです。

つまり、自分は失言癖があると思っていても、それは自分の置かれた場所によって異なってくるということです。

 

これらの背景には、これまで一億総中流と言われていたように、

「みんながある程度同じ人生のレールの上を進むことが出来た時代」

から、この数十年で急激に色々な格差が開いてきたことも関係していると考えられます。

失言癖を治すためには「誰でも誤解は避けられない」と知る

どんなに色々な人のことを配慮して発言したとしても、誰からも誤解されずに伝えることは不可能です。

>>>「自分って誤解されやすい」と職場で悩む人が知るべき真実

 

しかし、多くの人はきっと言いたいことや感じていることがあるのなら、言ってほしいと思っているはずです。

それは、誰しも自分の思いは言葉にして伝えてもらわなければ、分からないからです。

 

たとえ失言癖があったとしても、思ったこと・感じたことをお互いに伝え合うことで、関係性というのは積み上がっていくものです。

逆に、言い合わなければ、関係性が築かれず、ちょっとした言葉尻りを悪く受け取ってしまったりしかねません。

 

自分には失言癖があるという恐れを乗り越えた先にこそ、誤解が少ない人間関係が見えてくるはずです。

>>>「自分の辛さをわかって欲しい」人が、実は本当に望んでいるもの

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