無気力になる原因は、心の底から人生を楽しめていないから

頑張らない生き方

「やらなければならないことがあるのに、何もやる気が起きない」

無気力な状態から何とか脱出したくても、なかなか抜け出せず、「なぜなのか」と悩んでいませんか。

本記事では、無気力に陥ってしまう原因とその脱出方法について解説していきます。

挫折して無気力な状態に陥ってしまう本当の原因とは

無気力になるのはなぜでしょうか。

その答えの一つは、日々楽しいと感じることをしていないからです。

 

人間のエネルギー源は「感情」です。

例えば、「旅行に行こう!」と考え、具体的に準備をし始めた時から、ワクワクの感情が生じ、それが生きるためのエネルギーとなります。

つまり、楽しいことをやらない日々では、必然的にエネルギー切れ=無気力になるんです。

無気力になった原因を知るには、まず「自分が辛いことを認めてあげる」こと

「仕事辛いけど、周りの人は普通に頑張っている。この程度のことで辛いなんて、自分は甘ったれているんだ」

例えば、昔ながらの日本企業には、長時間残業など「我慢が美徳」みたいな価値観があり、それは未だに残っているところがあります。

 

私の場合、その価値観にどっぷりと浸かっていたため、辛いと感じても、周囲の人を基準に自分の辛さの度合いを推し量っていました

それは自分の「辛い」という本音を受け入れることに抵抗感があったためです。

無気力になるほどの挫折・辛さを認められないとどうなるか

挫折や辛さを受け入れられないと、自分をどんどん追い込むことになります。

そして、自分の内部から発せられているSOSに気付かなくなり、ある日、身体がNOを突き付けてきます。

その結果、

  • 療養のために働けなくなる
  • その期間、収入もなくなる

 

そのため、無気力になるもっと前の、辛さを感じ始めた時期に、

  • 転職活動をする
  • 上司に業務量調整を相談してみる

など、現状から「逃げる」手立てを打っておくべきなんです。

 

そうでないと、

「もっと早く手を打っておけば、こんなに悪い状況にならずに済んだかも」

後から気付き後悔することになってしまいます。

なぜ無気力になるほどのことから逃げることが出来ないのか

「逃げる」という選択肢を持てない理由、それは

逃げることへのハードルが高い

からです。その理由は大きく3つあります。

1.「逃げる=悪」という価値観が原因

多くの人はそもそも「逃げる」という言葉に対して、ネガティブな印象を抱いているのではないでしょうか。

逃げるということは、他者からの冷たい視線に晒されるという恐怖もあります。

2. サンクコスト(埋没費用)という考えが原因

多くの時間と労力を割いて努力し、やっと今の会社の正社員という立場を手に入れたとします。

そんなに頑張って入社したんだったら、例え今が辛くとも、そう簡単に辞めれませんよね。

 

それは誰しもが、それまでに費やした時間や費用などを、意思決定の判断材料にしてしまう傾向があるからです。

関連記事:人生を変える方法!あと一歩が踏み出せない原因とは?

3. 学習性無力感に陥っていることが原因

学習性無力感とは、簡単に言えば、

  • 何をしても逃れられなかった経験
  • 逃げたとしても、悪い結末しか想像できない

という過去の強い思いによって、行動を起こせなくなる現象のことです。

 

学習性無力感については、過去にこんなツイートをしました。

これまでの人生で、

「逃げたところで自分には現状を打開できる力はない」

と感じた経験があると、逃げるという行動を起こしにくくなります。

 

そして、逃げることも頑張ることもできないと、誰しもが無気力状態になってしまうんです。

「無気力を克服したい!」というその思い自体が無気力を招いてしまう

無気力を克服するために絶対にしてはいけないこと、それは「頑張って努力すること」です。

 

その理由は、必死の努力しないと出来ない事というのは、

自分が得意ではない、興味がないこと

だからです。

 

もし自分が本当に得意なことなら、努力せずとも人並みに出来ているはずです。

また、本当に興味のあることなら、努力しようと思わずとも自然と取り組んでいるはずです。

 

無気力状態というのは、心がストライキを起こしている状態です。

それは言い換えると、心理的にとても挫折しやすい状態であり、むやみに「何かを頑張らないといけない」と自分を無理に鼓舞してはいけない状態です。

無気力を克服するには、頑張って勇気を出して「努力をやめる」べし

逆説的ですが、無気力な時には「一番やりたくないこと」を努力してやらなければなりません。

それは「努力をやめる」努力です。

 

そもそも、これまで自分はなぜ人並み以上の努力をし続けてきたのでしょうか。

  • 収入を増やしたい
  • 仕事のスキルや手に職をつけたい
  • 良い学校に入り、良い会社に入り、良い家に住みたい

しかし、このような現実を生きていくための努力だけではなく、それとは別の「心理的に自分を守っていくための努力」もしてきたのではないでしょうか。

たとえば、

  • 「自分には価値がないのではないか」という自己無価値感から逃れたい
  • 常に向上し続けていないと「仲間外れにされるかも」という見捨てられ不安
  • 人並みの人間だと認められたいという承認欲求

つまり、努力の裏には実は、このような「感情」を求めていたということです。

 

そして「努力」というのは、裏に「本当はやりたくない」が隠れているんです。

本当はやりたくないけれど、

  • 人から嫌われたくないから頑張る
  • 人から見下されたくないからから頑張る
  • より多くのお金を得たいから頑張る

重要なのは、その努力が「本当はやりたくないこと」だときちんと自覚できているかどうかということです。

それが分からなかったからこそ、自分が何のために死に物狂いで頑張っているのか、分からなくなり無気力状態に陥ってしまった可能性があるんです。

自分に合った生き方だと、必死の努力は必要なくなる

ここで、これまでの自分の人生の経験を思い出してみてください。

周囲の人と比べて、それほど努力せずとも出来てしまっていたこと、逆に人一倍の努力が必要だったことってありませんでしたか。

  • (学生時代は)数学は特に勉強しなくても良い点が取れた
  • (学生時代は)社会は苦手で、いくら勉強しても分からなかった
  • (仕事では)手順が決まった業務は得意
  • (仕事では)臨機応変さが必要な業務は苦手

 

人一倍の努力が必要だったことって、自分に合っていないということです。

また、努力は焦りにつながりやすいです。

焦ると人は妥協しやすくなり、後悔する結果になりやすいんです。

例えば、

  • 焦って就活して、結果的にすぐに退職してしまった
  • 焦って婚活して、結果的にすぐに離婚してしまった

つまり、自分が人よりも得意なことに専念することで、努力が最小限で済むようになり、また焦りによる失敗も減りやすくなるということです。

 

努力しないと得ることが出来ない仕事やパートナーは、得た後もさらに維持するための努力をし続けないとならないという辛い人生に陥る可能性があります。

そのため、自分がまだ気付いていない、大した努力をせずとも人より得意で出来てしまったことを思い出してみることが必要不可欠です。

人生を諦めることも時には必要

無気力、すなわち無力感という感情を変えるには、まず思考を変える必要があります。

  • 自分が努力しても出来ない事のこと
  • 「どうして気力が沸かないのだろう」

ということを考える時間を意識して減らしていきましょう。

 

また、

  • 「自分はこれまで必死の努力をもう十分してきた」
  • 「自分は○○することが人よりも得意だったかも」

ということの方を考えていきましょう。

 

思考を変えることが出来れば、行動習慣も自然と変わっていきます。

それは、少しずつ自分に頑張らないことを許せるようになったり、自分が得意なことに力を入れられるようになったりです。

そうすることで、少しずつ色々なことを諦めることが出来るようになれば、自ずと無気力を克服していけるでしょう。

>>>人並みの人生を諦めざるを得ない時…必要なのは諦め方を知ること

無気力状態でも冷静に判断するためには「逃げ方」を学ぶ

逃げることを行動の選択肢の一つに加えられない理由は、

「絶対に失敗できない。失敗したら、人生終わってしまう」

という思い込みがあるからです。

 

これは、逃げるという経験を、これまでの人生の中で十分に経験出来ていないためです。

つまり、逃げるために必要なことは、上手い逃げ方(=小さな挫折)の経験を積むことです。

小さな挫折経験を思い出し、再検証する

では実際に、今から挫折を敢えて経験しなければならないかというと、そんな必要はありません。

誰でも小さな挫折は経験しているはずですから、それを検証することでも鍛えることができます

 

例えば、私は過去に

「友人からの遊びの誘いを連続して断ったため、その人から一切連絡がなくなり、ショックを受けた」

という経験がありました。

その経験から、これまで

「誘いには時間を作らないと、友人関係は保てないんだ」

と思い込んでいましたが、改めて、検証してみました。

  • それによって、何か実質的な損害は生じたのか?
    →特にはない。お金も失っていないし、ケガも負っていない。
  • それによって、今現在も被っている損失はあるのか?
    →特にはない。ってことは、別に無理して付き合う必要ってないのかも。

確かにその当時は友人を失い、ショックを受けました。

 

しかし、断ったことにより、嫌な付き合いのストレスを減らし、交際費も減らし、自分で嫌な関係は断っていいんだという自信も付いていたことも事実。

今になって、”冷静に”過去の小さな挫折経験を振り返ると、断る(逃げる)ことで得られたものもあったと気付くことができました。

 

恐怖感情が勝ってしまうと、「ここは逃げるべき」という合理的な判断ができなくなります。

なので、「逃げて良かった」という経験、イメージが思い出せるように、冷静に過去と向き合っていきたいですね。

>>>やってはいけない!報われない人生に生き疲れた人が陥りがちな事

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