「義務感で生きてる人生・生活」を変えるには、新しい解釈が必要

今の生き方を変える

ふと気が付くと、毎日やらなければならない事ばかり…

辛くても、「やるべきこと」をきちんとこなすことは立派なことです。

 

しかし、その生き方のままでは、いずれ破綻してしまいます。

それは言わば「心のガス欠」になってしまうからです。

 

本記事では、人生や毎日の生活が義務感で苦しい方へ向けて、これまでの辛い生き方、日常を変えていく方法について解説していきます。

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義務感で生きてる人生・生活を変えるための「新しい解釈」

結論から言うと、義務感で生きてる人生を変えるための新しい解釈とは、人生の生き方を

「正しく生きる」

ことから

「楽しく生きる」

ことに変えることです。

「正しく」生きるために生まれてきたのではないはず

特に楽しいと感じる事がない日々なのに、家事や仕事などやらなければならないことは毎日ありますよね。

 

たとえば、

  • 会社に行くために毎日決まった時間に起きなければならない
  • ビタミン剤など消耗品を買っておかなければならない
  • 部下や同僚が仕事で困っていたらサポートしなければならない

 

このような「義務感で生きてる毎日」とは、

自分の中の「正しさ」に沿って生きてる

と言い換えられます。

  • 栄養のバランスをきちんと考えた食事にするのが正しい
  • 毎日きちんと手を抜かずに仕事をするのが正しい
  • スマホを見る時間を決めて使うのが正しい
  • 休日は家族サービスに時間を当てるのが正しい  

しかし、この「正しさ」が多いほど、日常の生活の中で「やらなければならないこと」で手一杯になる時間が多くなってしまうわけです。

 

そして、頑張って行動していたとしても、「~ねばならない」だと、だんだん苦しくなってしまいます。

その理由は、人はワクワクや楽しい気持ちがないと心のガス欠に陥ってしまう生き物だからです。

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義務感で生きてる正しい生活には、「楽しさ」が入り込む余地がない

例えば、ふと、

  • 「昼ごはんはケーキが食べたい」
  • 「今日は隣町のアウトレットモールに行きたい」

と思ったとします。

 

その時、義務感で生きてる人の多くは、行動する前に自分の中の正しさと照合して

  • 「昼食がケーキでは栄養面からも良くない」
  • 「明日は仕事が早いから、今日は自宅でゆっくりした方がいい」

と思い、行動せずに終わってしまいがちです。

 

ここで思いとどまってしまうのは、確かに正しい選択かもしれません。

しかし、「やりたいという感覚」よりも、「正しさという知識・ルールを優先する」ような生き方ばかりだと、いずれ生きる力が枯渇してしまいます。

 

それは、

  • 楽しい感覚がエネルギーを生み出している
  • その楽しい感覚を自制したら、生きるエネルギーが不足する

からです。

 

そして、義務をこなすことで日常が精一杯になり、義務をこなすエネルギーがなくなれば、もう何をする気も起きなくなります。

義務感で生きてる人の判断基準

「正しく生きている人」と「楽しく生きている人」は物事の判断基準が異なります。

 

正しく生きている人の基準

  • 他人に批判されないかどうか
  • 合理的かどうか

楽しく生きている人の基準

  • やりたいことかどうか
  • 楽しいかどうか

 

自分も本当は楽しく生きたい!

けれど、どうしてもそう出来ないのは、自分の中の「~したい」という心の声が聞こえていないからかもしれません。

>>>自分に厳しすぎる性格を変える方法!必要なのはたった1つの経験

正しいかどうかばかりを基準に生きると無気力になる

社会の中で生き抜いていくためには、多くの制約を受け入れなければなりませんよね。

 

しかし、それでも義務感で生きてる毎日を変えるためには日常生活において、自分が

  • 楽しいかどうか
  • 苦痛かどうか

これを物事の判断の基準にするべきなんです。

 

楽しいかどうかは心の判断を基準にしていますが、正しいかどうかは頭の判断を基準にしていると言えますよね。

本来、人間とは心の声を無視しながら、生き生きと生きることは出来ない存在です。

義務感で生きてる人生から脱出するには、自分の本心を認めることが必要

義務感で生きてる人は、自分の心の声をずっと無視せざるを得ない生き方をしてきたのではないでしょうか。

  • 「今の生活がもう嫌だというのは甘えている」
  • 「だから耐えなければならない」
  • 「けれど、もう。。。」

 

しかし、ここで自分の本心にじっと耳を傾けてみると、

  • 「正直、ダルい身体にムチを打って出勤するのが辛くてたまらない」
  • 「栄養のことばかり重視していて、食事することが苦痛に感じる」
  • 「帰宅後の時間が家事などで終わる日々にもううんざりしている」

人によって様々な本音が聞こえてくるはずです。

 

それでも、多くの人はなかなか行動を変えられないものなんです。それは

「この本音を受け入れてしまったら、正しくない生き方になり、自分の人生を肯定できなくなってしまう」

という恐れの気持ちを無意識に持っている可能性があるからです。

行動を変えるよりも、新しい解釈を探してみる

義務感で生きてる人生や生活を変えていくためには、行動を変えるよりも、日常の何気ないことの解釈を変えていくことの方が近道になります。

 

たとえば、いきなり、

  • 毎日栄養のことばかり考えていたが、今日から外食やジャンクフードも食べよう
  • 毎日お風呂に入っていたが、今週から週3回にしよう

とするのは抵抗がありますよね。

 

そのため、まずは自分にとって、

  • 「栄養のある物を食べる意味とは何か」
  • 「身体を清潔にする意味とは何か」

これらのことを改めて少し考えてみてほしいんです。

すると、

  • ずっと健康でいたいから栄養のある物を食べたい。もう体調を崩さないように。
  • 綺麗な身体で気持ち良く毎日を過ごしたいから、お風呂に入りたい。

このような考え方が少しずつでも出来てくるはずです。

 

そうすると、「義務」から「したい」が多くなり、義務感で生きてる人生を変えることにつながるはずなんです。

 

毎日少しずつでいいんです。

日常の中で自分の「したい」を一つずつ大切にしていくことができれば、それが義務感を軽くできる大きな一歩になるはずです。

>>「休日を楽しめない、人生がつまらなく感じる本質的な理由

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