「漠然とした不安」はなぜ起こるのか?その解消法について

不安な気持ちの対処法
  • 「朝ベッドから起きると、漠然とした不安な気持ちでいっぱいになってしまう」
  • 「いつも漠然とした不安があり、気持ちが落ち着かない」

 

こんな状態に苦しんでいませんか。

本記事では、その得体の知れない不安をハッキリさせることで、胸が苦しくなるようなモヤモヤ感をなくす方法について解説していきます。

「漠然とした不安」はなぜ起こるのか?その解消法について

漠然とした不安が生じる大きな原因は、

不安を思考ではなく、感覚だけで感じている

ためです。そのため、

「何となく不安感はあるが、何に対して不安なのか分からない」

という現象になるんです。

 

それを踏まえた上で、その漠然とした不安を解消するためには、

「なぜ」を繰り返す「なぜなぜ分析」

という方法が有効です。

なぜ、この方法が有効かというと、

「不安とは、その原因が分からないと消えない」

という性質を持つからです。

 

逆を言えば、不安の原因さえ分かれば、すっと胸につっかえていた不安は軽くなるはずです。

たとえば、

  • 「あそこのお店に行く用事があると、何だか不安になる」
  • 「朝起きると会社に行くのが何か嫌で不安だ」

という場合、実は

  • 「あそこのお店の店員の態度が嫌だった」
  • 「今日は仕事の関係で、苦手な人に会うかもしれないんだった」

と原因が分かると、今まで漠然とした不安だったものが、明確になり、その不安も軽減されるという具合です。

 

そして、この「なぜなぜ分析」とは、一言で言うと、

「不安の原因をとにかく掘り下げていき、根本的な原因を特定する方法

です。

元々は「製造現場での品質管理や改善などに用いられる手法」ですが、これは身近な不安感にも応用できる考え方なんです。

 

そして、何より、一度不安の正体がわかると、もう同じ事に対して

「漠然とした不安」を生じさせないという、再発防止

につながるというメリットがあります。

正体が分からないと、人は漠然とした不安を感じ続ける

不安はその正体を確認出来さえすれば、必要以上に恐れずに済むものです。

しかし、自分が何を恐れているのか、意識出来ていないと無駄に振り回されてしまいます。

 

不安というのは、直視して向き合わなければ決して軽減しないものなのです。

不安と向き合うって大変そう、精神的に負荷が大きそうというイメージを持っているかもしれません。

 

その不安を極力小さくするためにも、なぜなぜ分析は不安の根本的な原因をハッキリさせるのに有効な方法なんです。

漠然とした不安に対して、実際になぜなぜ分析をしてみる

ここでは実際に例を挙げて説明しようと思います。

このなぜなぜ分析、やるときのコツが少しあります。

例:「このまま今の仕事を続けていていいのだろうか」という漠然とした不安

なぜ今の仕事では不安なのか

  • 成果を出せないと上司に失望されるから
  • キャリアが積みあがらないから
  • 貯金をする余裕がないから

ここでは直接的な不安の原因をいくつか見つけることが出来ました。

しかし、まだ漠然とした不安は消えないはずです。

それは、まだ根本的な原因にたどり着いていないからです。

漠然とした不安の苦しみを解決するには、原因の原因を探っていく必要がある

ここからさらに、根本的な原因を探っていきます。

ここでは1番目の項目

「成果を出せないと上司に失望される」

を掘り下げていきますね。

なぜ上司にそこまで失望されたくないのか > デキる人と認められたいから > なぜデキる人と認められたいのか > デキない自分は無価値な存在だから > なぜ無価値な自分になることを恐れるのか > 無価値な自分だと、孤立してしまうから

そうすると、

「そうか、今の仕事が不安なんじゃなくて、孤立するのが不安なのか!」

ということに気付きます。

 

その瞬間に、苦しさが軽くなったと同時に

「上司に失望される=孤立する」

という思い込み(信念)が、自分の中にあることに気付くことが出来ます。

人は「自分の中にある信念」に無意識的に動かされている

そして、漠然とした不安の原因が見えてくると、

「一人の上司に仮に失望されたからといって、周囲から孤立無援になってしまうなんてことはない」

と、冷静に捉えることが出来るようになるはずです。

 

つまり、その信念の存在に気付けると、漠然とした不安の苦しさから自分を解放できるということです。

漠然とした不安の原因を掘り下げる時のコツ

先ほど、他の項目ではなく、1番目の項目「成果を出せないと上司に失望される」を掘り下げたのは下記のような理由からです。

  • 対人に関係した項目を掘り下げた方が、根本的な原因に行き当たりやすいため
  • 掘り下げる項目を物理的な原因(金銭、キャリアなど)に持っていくと、不安の根から離れていきやすいため

「人の悩みの8割は人間関係」と言われることからも、人との関係性について掘り下げた方が新たな信念が見つかる可能性はあります。

コツは「自分の本心に聞く気持ち」でやることです。

自分の信念をきちんと知ることが、漠然とした不安解消への近道

なぜなぜ分析をした結果、

「上司に失望される = 孤立」

という今まで知らなかった自分の中の信念を知ることができました。

 

信念の中には、このような現実に即していない思い込みが多くあります。

そして、不安解消への一番の近道が

「自分が抱えている不安を見える化する

というところにあります。

 

自分が実はどんなことを不安に感じているのか、それを知るだけで不安の半分は解決したも同然です。

その方法の一つとして、なぜなぜ分析を試みていただけると幸いです!

>>>なぜこれほど見捨てられ不安はすぐに克服するのが難しいのか

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