「心の底から本気でやりたいことが分からない」
「毎日を生き生きと過ごせるための人生の目標がほしい」
自分の本当に満たされることが何か分からず、何だか日々の生活にやるせなさを感じていませんか。
本記事では生きがいがないことに悩んでいる方へ向けて、人生を燃焼できる目標の見つけ方について解説していきます。
生きがいがない30代へ!人生を燃焼できる目標の見つけ方
結論からお伝えすると、30代から人生で本当にやりたいことを見つけるためには、
「自分がどんな感情・気持ちをこの人生で強く求めているのか」
という視点から自分を見つめ直す必要があるんです。
それはやりたいことの先には必ずほしい感情があり、それを得ることで自分の心は満たされるからです。
つまり、生きがいがないという悩みの裏には、何か生きがいを持てることで
「充実感を得たい」
もしくは
「充実感を得ることで漠然とした不安感から逃れたい」
という感情を求める気持ちが隠れている場合があるんです。
誰しもが人生を通じて得ようとしているものの本質はすべて「感情」
ほとんど全ての人が、自分の一生を通じて得ようとしているものの本質は「感情」です。
たとえば、
- お金が欲しい
→安心感を得たいから - 出世したい
→自己肯定感を得たいから - 家族がほしい
→愛情を得たいから
これは逆を言えば、そのほしい感情さえ手に入るならば、現実はどのようでもよいということにもなります。
つまり、そのほしい感情を得ることこそが目的であり、「こうなりたい」という理想はそのための手段の一つでしかないと言えるんです。
人生を燃焼できる目標を見つけるための3つのステップ
生きがいがないという悩みを抱えている多くの人は、「やりたいこと」だけを先に探してしまっています。
ここからは心の底からやりたいと思える生きがいを、ほしい感情・気持ちから見つけるためのステップについて解説していきます。
step1.興味のあることから欲しい感情を探す
いくつか興味のあることはあっても、それが本当にやりたいことなのか自分でも分からない場合ってありますよね。
- 「本当にやりたいことなのか分からないから行動に移せない」
- 「本当にやりたいことだと確信できないとやる気が起きない」
そんなとき自分はそれらをやることで、どんな気持ちが得られることを期待しているのかをまずは考えてみます。
たとえば生きがいがないと悩んでいる中でも、
- 写真を撮ること
- WEBデザイナーの仕事
- 株式投資
このようなことに興味があるとします。
その場合、自分が期待している感情・気持ちは何かを考えてみます。すると、
- 自分でお金を稼げたという自尊心
- 周囲の人から評価されたいという承認欲求
- 戦略を考えることで感じるワクワク感
- 自分を表現したいという自己表現欲
このように欲しい感情から考えると、本当に心の底からやりたいことが見えてくるはずです。
step2.欲しい感情から生きがいを探っていく
ほしい感情が分かってきたら、次はそれら感情が得られそうなことを探していきます。
これはもちろん人によって様々ですが、たとえば、
- 自尊心が得られそうなこと
→例:自分が得意なこと
(芸術、スポーツなど) - 自己表現欲が得られそうなこと
→例:Youtuber、ブログ、箱庭系のゲームなど - ワクワク感が得られそうなこと
→例:何かを作ること
(料理、DIY、家庭菜園など)
こういった感情・気持ちから、生きがいにつながるものが出てきたりします。
ほしい感情が満たされそうかどうかを基準にして考えてみると、今まで見えていなかったものが見えてくるはずです。
step3.やらなければ後悔することかを知る
ほしい感情からやってみたいことが出てきたら、それが本当に
- やりたいことなのか
- 生きがいになりそうなのか
これを確かめてみます。
その方法は、
「もし余命1か月だと突然宣告されたとしたら、自分は人生の残り30日間を使ってでもそれをやりたいと思うだろうか」
このことを自分自身に問いかけてみることです。
実際に死ぬ間際にならないと分からないことも確かにあるかもしれません。
しかし死を目の前にした多くの人の後悔には、共通したものがあります。
それはチャレンジしなかったことです。
人生は長いようであっという間です。
人生の残りは限られていると知ったとき、興味のあることがどこまで本気なのかを考えることになります。
そして、「生きがいがない」と何もせずに悩んでいる時間の余裕も実はないと気付けてくるはずです。
>>>「人生はあっという間」は本当なのか?実感できる2つの方法
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生きがいがないという悩みの裏にあるもの
趣味や仕事など熱中できる何か・没頭できる何かを、自分は本当に持っていないのでしょうか。
たとえば、スマホゲームの広告を見たときに「このゲーム面白そう」と思ったとしても、次の瞬間に
- ゲームは時間のムダ
- 生産的な活動でなければダメだ
このように自分の素直な気持ち・感情よりも
「すべきではない」「こうあるべきだ」
といった考えを無意識に優先してしまっている場合があるんです。
こうした義務感が強い生き方では、なかなか生きがいを見つけられないですよね。
>>>「義務感で生きてる人生・生活」を変えるには、新しい解釈が必要
自分に厳しすぎる人は、生きがいを持ちにくい!?
本来、生きがいとは何でもよいはずです。
もしなかなか生きがいを見つけられないのなら、そこには
「立派な生き方をしなければならない」
という自分を苦しめる思い込みが隠れているのかもしれません。
生きがいを探すと同時に自分自身の内面とも向き合うことが、充実した毎日を送れるようになる近道になるはずです。