人と比べてしまう自分に疲れる…SNS時代を幸せに生きる方法

今の生き方を変える

「何でも人と比べてしまうクセがあり、自分のことが嫌になる」

「SNSで他人の良い面ばかりが目に入り、落ち込んでしまう」

無意識にいつも他人と自分を比較したり、他人の意見に流されやすい生き方は、とても辛いものですよね。

 

本記事では、何でも人と比べてしまうクセを軽くして、今の自分を肯定していく方法について解説していきます。

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人と比べてしまう自分に疲れる…SNS時代を幸せに生きる方法

ここ数年の急激なSNSの広がりによって、誰でも無意識のうちに他人と自分を比べて落ち込むことが増えてきています。

 

そんなSNS時代を自分らしく幸せに生きていくためには、

しっかりとした自分軸(信念)を育てることが、とても重要になります。

 

ここでいう自分軸(信念)とは、

自分が大切にしている、揺るがない意見や考え、価値観のことです。

そして自分軸(信念)を持つためには、それを持てなかった理由をきちんと探っていく必要があるんです。

 

多くの人に共通する、自分軸がないことで何でも人と比べてしまう苦しい生き方をしてしまっている理由には、

  1. 自分が幸せになるビジョンが見えなくなっている
  2. 自分軸を持たない方が生きやすかった過去がある

大きくこの2つの可能性があるんです。

1.自分が幸せになるビジョンが見えなくなっているため

何でも人と比べてしまう原因の一つには、日々の幸福感や満足感が低いことが挙げられます。

 

それは裏を返せば

「いま現在に満足できていないから、他人のことが気になってしまう」

ということです。

 

もしも毎日が楽しく満たされているのであれば、落ち込むほど人と比べてしまうことはないはずです。

ではなぜ毎日が満たされていないのかといえば、そこには将来への希望が見えていないことが考えられます。

将来への希望があるからこそ、人は目の前のやるべきことに集中できる

人は誰でも「頑張ればその努力は報われる」という希望を持てると、やる気がでるものです。

たとえば、

  • 今の仕事を頑張れば、給与が上がる・出世できる
  • 婚活を半年間頑張れば、報われるはず
  • お金をいくら貯められたら、〇〇ができる・買える

 

このように目の前のことを頑張ることが直接、幸せにつながると感じられると、ワクワクしたり楽しく感じたりするわけです。

これは絶対的幸福感と言われるものです。

 

しかし自分の努力が直接幸せにつながると思えなかったり、その努力する目的自体を見失っていたりする場合、たとえば、

  • どんなに仕事を頑張っても、給与がほとんど上がらない
  • どれだけ婚活に力を入れれば報われるのか、分からない
  • 頑張っても、なかなかお金が貯まらない

 

このように絶対的幸福感を得られない場合、多くの人は、

相対的幸福感という、他人と比べて自分が優れていることで感じる幸福感

を人と比べてしまうことで得ようとしてしまいます。

 

そうしてこの方法で幸福感を得ようとすれば、

幸せ = 他人に勝っている状態のこと

このように自分の幸せのモノサシが、他人との勝ち負けで決まるようになってしまいます。

これは本当に辛く苦しい生き方ですよね。

 

そして、それは結果的に他人の不幸を願うことにもなってしまうんです。

>>>生きる希望がない…30代が生きる意味を見つける方法

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2.自分軸を持たない方が生きやすかった過去があるため

自分軸を持てずに人と比較してしまうクセで苦しむ、もう一つの原因としては、

そもそも自分の軸(信念)となる意見や考え・価値観を持たない方が生きやすかった過去がある

ことが挙げられます。

 

これは子供時代にたとえば下記のような親に育てられた場合に生じやすいものです。

  • 自分(親)の考えと子供の考えが違うだけで激しく怒り出す
  • 子供の意見や行動、価値観に対して、過度に干渉してくる

 

子供は誰でも育ててくれる親の存在なしには生きられません。

そのため、

「(親とは異なる)自分の考え・価値観を持たない方が親に受け入れてもらえる」

このように思い込み、親の考え・価値観をそのまま自分のものにしてしまう場合があります。

 

つまり、自分の軸(信念)を持つことを許されなかったまま、大人になってしまっている場合があるわけです。

子供時代は確かに、親の考えや価値観に合わせることで何とか生き抜いてきたのかもしれません。

 

しかし大人になってからも、この思い込みが間違ったものだと気付けない場合、

親との関係性の中で身に付けた「親からどう思われるかが最重要」という仮の自分軸(信念)

が自分を苦しめるものになってしまうんです。

他人中心のものの考え方から「人と比べてしまうクセ」は生じる

人からどう思われるかばかりを気にしてしまうということは、裏を返せば、

「人から良く思われたい」

という強い願望があるということになります。

 

その場合、いま自分が持っている軸(信念)というのは、

他人の都合に合わせた意見・考え・価値観

になってしまっている可能性が高いということです。

 

たとえば世間一般の価値観として下記のようなものがあるとした場合、

  • 学歴は非常に大事だ
  • 結婚して家庭を持つことこそ、人生の幸せだ
  • どれだけ立派な会社に勤めているかで人の価値は決まる
  • 友人が多い人ほど人望が厚く、少ない人は寂しい人だ

 

もしも自分もこのような価値観を持っていた場合、それはそもそも自分以外の親や友人などの身近な他者が持っていた価値観だった可能性があるわけです。

 

つまり本当の自分軸(信念)をつくるためには、何でも人と比べてしまう自分が持っている価値観のうち、

「何が自分を苦しめている(元々他者が持っていた)価値観なのか」

を一度整理して見直してみる必要があるんです。

 

そうでなければ、目の前の相手が変わるたびに、その相手の考え・価値観に合わせることになるからです。

そして結果的に、相手の意見に流されてしまいやすくなります。

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情報があふれている現代は、イヤでも人と比べてしまう環境が整っている

今は簡単に他人の大まかな年収や生活レベルなどが見えてしまい、無意識に人と比べてしまいやすい時代です。

 

たとえば、仕事に関して自分は

  • 「仕事はやりがいが一番大切だ」
  • 「人付き合いは本当に最低限で良い」

 

このようにしっかりと自分軸(信念)を持っていたとしても、

  • ネット記事で、友人の勤めている会社の平均給与額を知ってしまう
  • SNS上で、友人には自分の知らない他の大勢の友人がいたと知ってしまう

 

こうしたことがキッカケで、これまで気にも留めていなかった事で他人と比べてしまう、さらに他人の人生と自分の人生をも比較してしまい、

  • 「友人の稼いでいる額や友人の数に嫉妬してしまう」
  • 「自分が平均よりも下だと勝手に落ち込んでしまう」

このような状態に誰しもが陥ってしまう可能性があるんです。

揺るぎない自分軸(信念)をつくるために必要なこと

自分軸(信念)を持てていない理由をきちんと知り、揺るぎない軸をつくるために必要なことは、

「1つずつ、自分が持っている価値観を手放していくこと」

です。

 

何でも人と比べてしまう苦しい生き方は、「他者から良く思われたい」という気持ちを何一つ、あきらめられていないからかもしれません。たとえば、

  • 仕事の成績
  • 結婚の有無
  • 自由な時間
  • 友人の数
  • 自宅や所持品のグレード

 

たとえ一つでも手放すことができれば、その分だけ気持ちに余裕もでき、自分がより大切にしたい価値観がはっきりと見えてくるはずです。

 

自分の中で価値観の優先順位があいまいであればこそ、人と比べてしまうときがあっても、

「自分が人生で一番大切にしたいことは何なのか」

このことを自分に問いかけてみてほしいと思います。

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