HSPの原因は、親と深い関係性がある!?

心の悩み

自分のHSPは、親の育て方に原因があったのだろうか

繊細な性格の自分に苦しんでいる人ほど、「この生きづらさの原因は何なのか」とつい考えてしまいますよね。

 

一般的に性格は、養育者の影響を大きく受けると言われますが、一概にそうとは言えないのが事実なんです。

本記事では、HSPと親との関係性について解説していきます。

スポンサードリンク

HSPの原因は、親と深い関係性がある!?

結論からお伝えすると、

一部の人のHSP気質の原因は、親と深い関係性があると考えられます。

 

その理由は、厳密にはHSPではなくても、育ってきた環境によってHSPと同様の気質を持つ場合があるからです。

 

そもそもHSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、下記のような生まれ持った気質を持っている人のことを言います。

  • 感受性が高い
  • 物事を深く考える
  • 刺激に敏感で繊細

こうしたHSPの特性は生まれつきのものです。

 

しかし一般的に「毒親」と呼ばれるような親の元で育った人でも、同じような特性を持つ可能性があります。

毒親とは

毒親とは、「毒になる親」の略で、子供に悪影響を及ぼす養育者のことを言います。

 

毒親と呼ばれる親の主な特徴には、下記のようなものがあります。

  • 子供に自分の怒りや不機嫌などの感情をなだめさせる世話をさせる
  • 一方的に子供の人格を否定したり傷つけたりする
  • 子供が親の意見や感じ方、価値観に沿わないことを許さない

 

こうした親に育てられた人(毒親育ち)は、いつも親の機嫌を気にかけながら、

  • 「親に愛されるためには、どうすればよいのだろうか」
  • 「なぜ自分は親を幸せにできないんだろうか」

と辛く苦しい中で原因を探りながら、もがき続けることになってしまいます。

 

その結果、毒親育ちと呼ばれる人はHSPと同様に、

  • 他人の気持ちに敏感になりやすい
  • 他人の気持ちを深読みしてしまう
  • 他人の些細な言葉に傷つきやすい

 

このような特性を持ちやすくなる場合があるわけです。

>>>毒親育ちは、現実を見るフィルターが生きづらいものにされている

HSPと毒親育ちの人の共通点

毒親育ちの人は、結果的に敏感で繊細な特性を持たざるを得なくなりやすい傾向があります。

 

では具体的に毒親育ちの人はどのような経緯で、HSPの人と同じような気質を持つようになるのでしょうか。

両者の共通点から確認していきましょう。

他人の気持ちに敏感になりやすい

毒親育ちの人は、他人の気持ちに敏感な傾向があります。

 

それは幼い頃から親の機嫌をいつも気に掛ける必要があるからです。

親のちょっとした仕草や声色から、親の気持ちを無意識のうちに感じ取れるようになってしまいがちです。

 

そうした結果、感受性が高いHSPの気質と同じような特性をもつことがあります。

他人の気持ちを深読みして考える

「何でも物事を深く考える」

この特性はHSPに見られるものですが、毒親育ちの人もまた生き抜くために自然と身につけていく特性でもあります。

 

一般的に毒親と呼ばれる人は、些細なことで怒り出したり、急に不機嫌になったりしやすい傾向があります。

そのため毒親育ちの人は、常に親の気持ちや機嫌の原因を探り、そのときの意見や考えを読み取って予測しなければならなくなります。

 

そしていつも親の考えや気持ちを深読みする癖を身につけてしまいます。

こうしてHSPも毒親育ちの人も、

他人の気持ちや考えといった物事を、深く考える性格

として現れるというわけです。

他人の言葉に敏感で傷つきやすい

繊細で他人の言葉に傷つきやすい特性もまた、生まれついて持っている人もいれば、育つ環境の影響から身につけてしまう人もいます。

 

特に毒親育ちの人の場合、ほとんどは親から条件付きでしか愛されません。

そのため、そもそも自分に対して存在価値を見出せていない場合が多くあります。

  • 自分はダメな人間だ
  • 自分は親から愛されない存在だ

 

こうした自己否定の気持ちは、普段は気にかかることも少ないものです。

しかし他人の何気ない言葉などをきっかけにして、意識の上に登ってきてしまうことがあります。

 

そもそも心が傷つくとは、誰かの言葉に直接傷つけられるわけではありません。

相手からの批判が図星だった場合に、自分で自分を否定して傷つけてしまうことを言います。

 

そのため自己否定感が強いほど、その場の周りの人の空気感や仕草などを、勝手に自分に関連づけて敏感に反応してしまいやすい傾向があるんです。

 

つまり傷つきやすい性格というのもまた、HSPと毒親育ちのどちらでも同様の特性が現れる可能性があるというわけです。

スポンサーリンク

「傷つきやすい自分」を自分自身が許せないのは苦しい

仮に自分が毒親育ちのために、敏感で繊細な性格になったとします。

そうした場合、その原因を突き止めて理解することで、生きづらい人生は少しずつでも確実に変えていくことができると思います。

 

そのためにも毒親の元で育った場合、どのような生きづらさを抱えることになるのかをしっかり知っていくことが大切になります。

>>>毒親からの解放には、奪われた「反抗期」を取り戻す必要がある

 

しかし自分がHSPで、生まれつきの気質としての敏感さ繊細さであったのなら、その気質は基本的に変えられません。

HSPの場合は、生きづらさの根本の原因を突き止めて克服するのではなく、

「敏感で繊細な他人に振り回されやすい、傷つきやすい自分」

を自分に許してあげて受け入れていくことが重要です。

 

そしてHSPとして、

「どんな暮らし方や働き方・人付き合いの仕方が、自分に一番負担が少ないのか」

こうした視点から、自分に合った生き方を探すことにエネルギーを使っていくべきなんです。

>>>HSPで仕事が長く続かない人が陥りやすい3つの思い込みと対処法

まとめ:HSPの原因は「親」でもあり「生まれつきの気質」でもある

繊細で敏感な性格は、この社会を生きていく上ではとても辛く苦しいものでもあります。

 

しかしそうした性格が生まれつきのものなのか、または親や育ってきた環境の影響が原因なのかは、はっきりと知るすべはありません。

それはHSPとはあくまで性格上の気質であり、何か数値として計測して客観的に診断するができないものだからです。

 

ただ、だからこそ「自分は毒親育ちの可能性もあるのではないか」と一度過去を振り返ってみることは、とても意味のあることなんです。

>>>内向的な人が生きづらいのは、みんなと同じになろうとするから

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました