人生に絶望しかない…生き疲れた人にこそ伝えたい立ち直る方法

今の生き方を変える

何もかもうまくいかなくて、もう人生に絶望しかない

人生、たとえどんなに頑張ってきたとしても、必ずその努力が報われるとは限らないものです。

 

むしろ懸命に努力して生きてきた人ほど、人生が八方塞がりになれば、その反動から生きる気力を失ってしまうのは当然のことです。

だからこそ、これまでと同じように努力だけで絶望から立ち直ろうとしてはいけないんです。

 

本記事では、人生に絶望して生き疲れたという人へ、再び生きる活力を取り戻すための方法についてお伝えしていきます。

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人生に絶望しかない…生き疲れた人に伝えたい絶望から立ち直る方法

たとえ他人からは小さな挫折に見えるものでも、当の本人にとっては立ち直れないほどの絶望に苦しんでいるということは、少なくないものです。

 

そうした絶望しかない状況から立ち直っていくには、最終的に「新たな生きる希望」を見つけることが必要になります。

しかし、いきなり新たな生きる希望を探そうとしても、すぐに見つけることは難しいですよね。

 

そのため本記事では、新たな生きる希望を見つけるための3つのステップをご紹介していきます。

  1. 絶望している本当の理由を深掘りして書き出してみる
  2. きちんとこれまでの人生をあきらめていく
  3. 新たな生きる希望を見つける

それでは一つずつ解説していきます。

1.絶望している本当の理由を深掘りして書き出してみる

人生に絶望してしまう理由は、人によって様々あります。

 

たとえば失業したことがきっかけで、生きることに絶望してしまった場合、

  • 自分はなぜ「失業=人生終わった」と結論付けてしまうのか
  • 具体的に失業によって、何が起こることを恐れているのか

こうした一歩踏み込んだ疑問を、自分に投げかけてみます。

 

そうして理由を深掘りしていくと、たとえば多くの人の絶望の根底には、共通して

「他人からの承認を失うことへの恐れ」

が隠れていたりします。

 

「自分が〇〇だと知られたら、他人から惨めだと思われてしまう」

つまり自分は、仕事を失うといった「表面的な理由によって絶望しているのではない」はずなんです。

 

そうではなく本当は仕事を失った結果、

他人から価値のない人だと思われて、孤立してしまうこと

を恐れている可能性があるということです。

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2.きちんとこれまでの人生をあきらめていく

自分の大切なもの(家族、仕事、居場所、お金など)を失ってしまった場合、

辛いことですが、そのあと例えどんなに頑張ったとしても、人生は元通りにはならないものです。

 

しかし頭ではそう理解できたとしても、心はそんな合理的に納得してくれるものではありませんよね。

失ったものをなかなかあきらめきれずに人生に絶望しかないまま、無気力状態や自分を責め続けて、辛い毎日を送る人も少なくないはずです。

 

ただ人生における、あまりに受け入れがたい出来事というのは、何も自分が怠けていたから起きたわけでは、決してないはずです。

自分がどれだけ頑張ったとしても本質的に、

自分の力で思い通りにできることなんて、世の中にほとんどありません。

 

だからこそ自分は結果はどうであっても、

「これまでの人生、常にベストは尽くしてきた」

ということを認めて、少しずつ自分を肯定していく必要があるわけです。

人生をあきらめることで気付けること

自分の努力量というものは、自分の力でコントロールできるものです。

しかし、その結果については誰にもコントロールできるものではありません。

 

そうした事実を踏まえた上で、人生に絶望しているときにこそ、時間をかけてでも取り組んでほしいことがあります。それは、

絶望しかない現実を少しずつでも受け止めて、これまで目指してきた理想の人生をあきらめていくことです。

 

人生をあきらめるとは、これまで自分が最も大切にしていた「生き方」や「価値観」というものを、捉え直していくということです。

そうしていくことで、実は自分は「大切なものを全てを失ったわけではない」ということに気付いていくことができます。

 

自分が持てているものに気付けると、

「まだ自分には、やれることがある」

そう思えるようになっていくはずなんです。

3.新たな生きる希望を見つける

誰しも前向きに人生を生きていくためには、自分自身が自覚している・いないに関わらず、未来への希望をもつことが不可欠です。

 

人生に絶望しかないと感じて苦しい思いをしているときというのは、

  • 自分にとって価値のあるものを全て失ってしまったという喪失感
  • 他人から存在価値のない人だと思われて孤立してしまうことへの恐怖心

こうした苦しい感情から、もう逃れることはできないと思い込んでいる可能性があります。

 

しかし使い古された言い方かもしれませんが、人生はいつでも、やり直しがきくものです。

ただし、これまでと同じ生き方や価値観にこだわってしまうと難しいものになります。

 

すでに失った人生の道について、いくら思いをはせたとしても、その道には戻ることはできません。

しかしながら、これまでとは違う別の生き方というものは、無数に存在しています。

 

では新たな生き方や価値観を見つけていくには、どうすればいいのでしょうか。

これまでの生き方や価値観を変えていくには

新たな生き方や価値観を見つけていくためには、

  • 新しい体験をする
  • 自分の内面と向き合い、気づきを得る

 

これら2つの行動を試していくことです。

新しい体験をする

新しい体験をすることの目的は、これまで自分の身近にはなかった「考えや価値観、生き方」を知ることにあります。

 

たとえばこれまで自分を含めて、身近な友人や家族なども皆、

「サラリーマンとしてしか、働いたことがない」

という場合を考えてみます。

 

そうした環境で生きてきた人は、たとえば、

自分がフリーランスとして働いて食べていくことに、現実味を感じられない

ということが少なくないはずです。

 

それはこの例えで言えば、フリーランスという自分に馴染みのある世界の外にあるものは、なかなか選択肢として認知できないからです。

ここに気付けないと、なかなか絶望しかないという思い込みから抜け出せなくなってしまいます。

 

だからこそ自分とは生き方や価値観が全く異なる人と接する体験が、重要になるわけです。

ただ、いきなりそうした人と交流するというのは、ハードルが高いものですよね。

 

そのため、まずはSNSや書籍などで、

これまでの自分なら絶対に(良い意味で)関わらなさそうな人の生き方や価値観にふれてみる

こうしたことから始めてみるのも一つの手です。

自分の内面と向き合い、気づきを得る

もう一つの生き方や価値観を変えていくための方法には、自分の本音と向き合うことが挙げられます。

 

自分が今まで生きてきた中で、

  • どんな感情を得たいと思っていたのか
  • どんな感情だけは絶対に避けたいと思っていたのか

こうしたこれまでの人生で、自分が心の底で追い求めていたもの、逃れようとしていたものの本質を知るということです。

 

たとえば、これまで努力してきたのは、

  • 理想の自分になることで、安心感を得たいから
  • 「自分のことをバカにしてきた人たちを見返したい」という復讐心を満たしたいから

 

もし、こうした気持ちを満たすことが自分の原動力になっていたとしたら、

自分の本音と向き合うことで、新たな物事の捉え方を身に付けていける可能性があります。

 

それは自分の心の底にある本心を探ることで、下記のような自分の苦悩を和らげられる「意外な結論」を得られていくはずだからです。

  • 理想の自分になれなくても、多くの人はそんな自分でも受け入れてくれるものだ
  • 自分をバカにする人に自分が執着するからこそ、いつまでも苦しんだ

 

このように自分を苦しめていた思い込みに気付いていくことができれば、

自ずと自分が持っている価値観や世界観をも、少しずつ変えていくことができるはずなんです。

自分に厳しい人ほど、人生に絶望しかないと思いやすくなる

悲しいことですが、理想の人生のイメージを強く持っている人ほど、小さなミスや失敗が、大きな挫折になってしまいやすいものです。

 

それは、

「人生は、〇〇でなくてはならない」

と無自覚にいつも自分を追い詰めてしまっているからです。

 

自分に失敗を許せない生き方ほど、苦しいものはありません。

逆に自分に失敗を許せるようになると、

「人生まだ絶望せずとも、やり直せるはずだ」

そう思えてくるものです。

 

そうすれば自然と新たな人生の目標や生きる希望が、たとえ小さなものでも必ず見えてくるはずです。

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