「このまま今の仕事を続けていていいんだろうか」
「このまま平凡な生活で人生終わっていいんだろうか」
今の生活に特別な不満があるわけではないけれど、何か心が満たされない状態って、とても気持ちがモヤモヤしますよね。
本記事では「人生このままでいいのか」という不安を、上手に乗り越える方法について解説していきます。
「人生このままでいいのか」という不安を上手に乗り越える方法
今のままの生活を続けることに対する漠然とした不安を乗り越えるためには、まずやってはいけないことが2つあります。
- そのまま頭の中だけで悩み続けて、決断をしない決断をすること
- 漠然とこの先の人生を捉えること
不安なときって、誰でもその不安に飲み込まれてしまいがちです。
しかし、だからこそ自分が陥っている気持ちを客観的に捉えられれば、それは解決の糸口になるんです。
1.そのまま頭の中だけで悩み続けて、決断をしない決断をすること
まず、そもそも「自分の人生、このままでいいのか」と感じてしまうということは、その裏に、
「自分は実は今の生活にかなり幸せを感じられている」
という前提があるとも言えるんです。
それは今の生活に実は満足できているからこそ、その幸せに慣れてしまっていると言い換えられます。
逆に、生活の中に「刺激がないこと」を心が満たされないと誤解してしまっている可能性こそが、モヤモヤの大きな原因の可能性があるんです。
それを踏まえた上で、「人生このままでいいのだろうか」と悩んでしまうときに、まず避けなければならないことは、
「そのモヤモヤの気持ちを放置してしまうこと」です。
たとえば、
いま勤めている会社は給料もいいし、職場の人間関係も良くて不満はない。
けれど、本当は昔からやりたかった仕事があって、その気持ちがふと湧き上がってしまった。
こんなとき、もし過去への未練が頭からなかなか離れないのなら、一度落ち着いて
- 昔からの夢はきちんとあきらめて、今の仕事を続けていく
- 今の生活を失ってでも、夢を追いかける
このどちらかを例え難しくても、きっぱりと選んで決断してしまうことが重要です。
それは自分の中で何かしらの決断ができないと、頭の中にその悩みや不安が常に消えずに大きなストレスになる可能性があるからです。
そして先ほど述べたように、もし今の生活に不満もなく刺激が足りないだけなのであれば、この機会にきちんと決断してしまいましょう。
それは、その方が今の生活の中の幸せは感じやすくなるからです。
2.漠然とこの先の人生を捉えること
人は誰しも自分の人生はずっと続くと思い込んでしまうものです。
しかし、確実に人生は有限なんです。
今の生活、このままでいいのか…
そう悩んでいる間も、いつ人生が突然終わってしまうかも分かりませんよね。
たとえば、もし、あと1年しか生きられなかったとしたら、
- 「自分は今のままの人生でも良いと思えるだろうか」
- 「人生が終わる時に、後悔なくあの世に旅立てるだろうか」
このように、人生を終わりから考えてみることは、何か迷っていることを決断する上での良い機会にもなります。
>>>「人生はあっという間」は本当なのか?実感できる2つの方法
自分の芯を持つことで、人生に対する不安は軽くなる
自分の今の人生に不安を覚えてしまう大きな原因は、無意識のうちに自分と他人の人生を比べてしまっているからです。
たとえ自分の今の生活にある程度は満足できていたとしても、
- 年収
- 仕事内容
- 結婚の有無
- 子供の有無
- 休日の充実具合
こうした自分と他人を比べるモノサシが、今の世の中にはあふれています。
そして自分と他人を比較して、現状の自分の人生に漠然とした不安を抱いてしまうのは、自分の芯がしっかりとできていない可能性があるからです。
自分の芯があいまいだと、他人の価値観に流されたり、自分の満足感よりも「他人からどう見られるか」を優先したりしてしまいがちになります。
「人生このままでいいのか」という不安を解消するためには、何か「人生こうなったら安心できる」という状態を見つけようとしても、上手くいきません。
そうではなく、
「自分はどう生きれれば、満足できそうなのか」
という自分の内面への問いかけが重要になってくるんです。
>>>自分の芯がないと感じる人へ。ブレない意志と自信を育てる方法
スポンサーリンク
「このままでいいのか」という悩みにケリをつけるためにも、まず今の幸せに感謝する
「人生このままでいいのか」と悩んでしまうと、どうしても今現在、自分が持っている幸せに気付きにくくなってしまうものです。
どのような決断をするにしても、まずは自分の周りのものに対する感謝の気持ちを思い出すだけで、心のモヤモヤは少し軽くなるはずです。
その上で
- 頭の中だけで悩み続けないこと
- 人生を終わりから見つめ直すこと
この2つに取り組んでみることで、自分の心と向き合ってほしいと思います。