「嫌味を言われやすい人」に共通する2つの特徴とは

心の悩み

どうして自分ばかり人から嫌味を言われやすいのだろう

本記事では、「自分は嫌味を言われやすい人だ」と悩んでいる方へ向けて、そんな自分から抜け出すための方法について解説していきます。

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「嫌味を言われやすい人」に共通する2つの特徴とは

嫌味を言われやすい人に共通している特徴は、下記の2つの要点を押さえられていないことです。

  • 嫌味を言ってくる相手が使う心理的な罠を知らない
  • 自分が嫌味を言われやすい根本原因を知らない

 

自分自身の心理的な原因についてはもちろんですが、嫌味を言ってくる人のやり口についてもよく知っておく必要があります。

嫌味を言ってくる相手が使う心理的な罠とは

嫌味を言われやすい人の大きな弱点の1つとして、

「嫌なことを嫌だ」と自己主張することが、苦手である

ことが挙げられます。

 

もちろん嫌味を言ってくる人というのは、それを十分承知しているわけです。

 

そのため相手が使ってくる一番警戒するべき心理的な罠とは

理不尽である」ということなんです。

  • 周囲の人と同じことをしているのに、自分だけが嫌味を言われる
  • 相手に何を言い返しても、論点をすり替えられたり、逆に責められたりする

 

そして嫌味を言ってくる相手が、真っ先に有無を言わさずに嫌味を言われやすい人の身体に叩き込もうとするのは「上下関係」です。

 

この「上下関係」を徹底的に叩き込もうとしてきます。

「自分には絶対に逆らうことが出来ないこと」を嫌味を言われやすい人の身体に無意識に教え込むわけです。

 

相手は知っているんです。嫌味を言いやすい人に対しては、

  • 無自覚な上下関係という関係性に持ち込みやすいこと
  • 一度この関係性を築くことができれば、嫌味を言いやすくなること

そして、この絶対に逆らえないことを叩き込むために最善な手段が「理不尽に接すること」なんです。

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人から理不尽な嫌味を言われやすい原因とは

人から理不尽な嫌味を言われやすい大きな原因は、嫌味を言われたことに対して、

その理由を考えてしまうこと」です。

  • なぜ突然?
  • どうして怒ったんだろう?
  • 自分に原因があるとしたら何だろう?

 

相手が突然嫌味を言ってきた理由が、つまらなく些細な事であるほど、この「なぜ?」の答えは出ません。

 

結局、嫌味を言われやすい人が出せる答えは、

「言い返さず我慢しないと、さらに嫌な思いをするだけだ」

というものだけになってしまいます。

 

だからこそ嫌味を言われやすい人は「我慢」をすることになるんです。

つまり相手が理不尽であればあるほど、こちら側の服従心が増すことになるわけです。

>>>自分にだけ当たりが強い…身近な人からの攻撃がなくなる処世術

嫌味を言われやすい人が陥るさらなる罠

これまで述べてきた相手の理不尽は、別名「ダブルバインド」とも呼ばれています。

 

ダブルバインドとは、

「相手に何を言っても否定され、不快な気持ちにさせられるコミュニケーション」

のことを言います。

>>>ダブルバインドとモラハラは密接な関係!その事例と対処方法

 

このダブルバインドを長期間受け続けることにより、嫌味を言われやすい人は何に対しても、

「自分が悪いんだ」

という自己関連付けが身に付いてしまいます。

*自己関連付けとは、何でも自分の責任に関連付けて考えるクセのことです

相手との関係性の中に囚われやすい

特に相手と心理的に強い上下関係にあった場合、自己関連付けにより、

「自分は嫌味を言われても抵抗できない無力な存在だ」

と自分のことを強く思うようになります。

 

そして一度「自分は無力な存在だ」という自己評価が出来上がってしまうと、

その自己評価を基にして、全ての物事を解釈するようになってしまいます。

 

つまり嫌味を言われるたびに、

「自分は我慢することしかできないんだ」

という心理状態が強まる悪循環に陥ってしまうということです。

 

ここまでくると嫌味を言ってくる人による下準備は、ほぼ完成となってしまいます。

「嫌味を言われやすい人」から抜け出すためには

    ここまで説明してきた「嫌味を言ってくる人」の手口というのは実は、

    モラルハラスメントの加害者のやり方

    と重なる部分が大きくあるんです。

     

    これは逆を言えば、嫌味を言われやすい人というのは、

    「モラハラの被害にも会いやすい」

    と考えられるわけです。

     

    そのため嫌味を言われやすい人を抜け出す方法というのは、モラハラから脱出するための方法に通ずるものがあります。

    相手に理解されようとするほど、相手の思う壺になってしまう

    嫌味を言われやすい人が手放すべき考えがあります。それは、

    「相手が改心することはない」

    というものです。

     

    「相手に自分の辛さを分かってもらいたい」という気持ちを抱いてしまうと、それ自体が相手の思う壺になってしまうんです。

     

    自分を変えることはなかなか難しいですが、相手を変えることはまず不可能に近いことです。

    そこにこだわるほど、むしろ嫌味を言ってくる人との関係性の中から抜け出せなくなってしまいます。

     

    まずは自分が陥っている心の状態をきちんと把握することから始めていきましょう。

    >>>「自分の辛さをわかって欲しい」人が、実は本当に望んでいるもの

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