人生のどん底でこそ読むべき一冊【著】人生を半分あきらめて生きる

心の悩み

長い人生の中では、どれだけ努力しても自分の思い通りにならないことがたくさんありますよね。

学歴や年収、結婚や子供、友人関係まで…。

 

そんな中で、

「なぜこんなに頑張り続けて生きてきたのに、自分の人生は上手くいかないのか」

そう自分を責めてしまう人も多いはずです。

 

そんな人生のどん底にいるようなときほど、

「こんな自分では、存在価値なんてない」

そう劣等感を抱き、いつまでも自分を追い詰めることはあまりに辛いことです。

 

本記事では、人生のどん底でこそ一読すべき一冊、著「人生を半分あきらめて生きる」を紹介していきます。

 

特に現代は、SNSなどによって皆がキラキラ輝いた人生を送っているように見えてしまう時代です。

そんな現代を上手に生き抜くための一つの方法が、人生を半分あきらめて生きてみることなんです。

これはどんな本?

本書では、あきらめることこそが人生を豊かに生きる術だと述べています。

 

それはあきらめていいと思えたとき、人は初めて安心できるからです。

人生とはあきらめであり、あきらめこそが人生である

「自分にとって絶対にあきらめたくないものをあきらめてもいいんだ」

そう思えたとき、きっと見えてくるものがあるはずです。

人生のどん底でこそ、自分にとって譲れないものを見つけておくこと

「いかに努力をして、あきらめずに頑張るか」を重要視して生きるということは、大変ストレスが掛かる生き方ですよね。

  • 良い会社に入らなければ!
  • 多くの収入を得なければ!
  • 良い相手に出会わなければ!

 

「立派な自分になりたい」と努力し続けることは、もちろん尊敬に値することだと思います。

 

しかし、「〇〇でなければ、一人前の社会人ではない」という信念をいつも持ちながら、

  • より多くを得ければならないと頑張る日々
  • これまで得てきたものを失わず維持するために頑張る日々

こうした生き方を続ける中で、心が摩耗し挫折してしまうことは大いにあることです。

 

そんな人生のどん底に陥ってしまったときこそ、実はこれまでの自分の価値観を見直す絶好のチャンスでもあるんです。

これからの時代、これまで私たちが、「手に入って当然」と思っていた多くのものを積極的にあきらめることができる人、人生を半分、上手に諦めつつ生きていくことができる人だけが

――そして、残り半分で、こだわるべきことに徹底的にこだわり、譲れないところは決して譲ることのない人、そうした「あきらめてよいこと」と「あきらめてはならないこと」の区別ができる賢明な人、そうしたモノサシを「自分の内」に持っている人だけが――

心の満足を得られる時代になっていく。

いかにこれまで努力して得ようとしてきた多くのものをあきらめて、自分にとって「本当に重要で大切なものが何なのか」を見つけることが、真に必要になってくるんです。

 

それが見えてくれば、たとえ人生のどん底にいたとしても実は、

人生の大半のことはどうでもいいことであり、どうにもならないことでもある

ということが分かってくるはずです。

「自分は、本当は何を求めている人間なのか」

「自分の心の深いところが満たされるためには、何が不可欠なのか」

それを時代や社会や外的条件に左右されず、直観的にわかっている人だけが、真の意味で生き残れる時代になってきます。

だからこそ、自分の力でどうにかできること・できないことを一度立ち止まってしっかり考えてみる必要があるんです。

自分が「がんばり教」の信者になっていると気づいていない

多くの人は、あきらめることを無意識にネガティブなことと捉えています。

頑張ることこそが美徳であると信じて、盲目的に生きていることにも気付いていない人が多くいます。

 

本書の中では、これを一種の宗教のようだと語られています。

私たち日本人の多くが、
「あきらめてはいけない教」、
「がんばり教」、
「あきらめずに努力すれば何とかなる教」
の信者になっています。

そうした観念によって、自分を追いつめてしまっているのです。

その結果、いつも「頑張れない自分はだめだ」と自分を責めたり、「もっと頑張っているように見える他人」と自分を比べて焦ったり、「私は周囲から取り残されているのではないか」と不安に駆られたりしてしまうのです。

あきらめられないと、いつまでも理想の自分に固執してしまい、人生のどん底で落ち込み続ける日々になってしまいます。

 

人生をあきらめるには、まず自分の中に「何事もあきらめず、逃げずに立ち向かうべきだ」という信念があることに気付く必要があります。

その上で、「逃げる・あきらめることも戦略である」という価値観を受け入れていくことから少しずつ始めていくべきです。

自分の心を縛っている「普通」という幻想

  • 正社員になれていない
  • 平均年収を稼げていない
  • 結婚できていない
  • 子供を授かっていない

そんな風に自分が「普通」になれなかったと悩み苦しんでいる人ほど、この「普通」という幻想にとらわれてしまっています。

 

たとえば、今の時代、男性の約3割は生涯一度も結婚をしないと言われています。

つまり多くの人が考えている「普通」がもはや少数派となっているわけです。

多くの人が実際には、ごく少数しかいない「ふつう」と自分を比べて、焦ったり、不安を抱いたり、劣等感を抱いたりしているのです。

もう、こんな無益なことは、やめにしましょう。

いかにして上手に「ふつう」から降りるか、いかにして「ふつう」であることをあきらめ、「ふつうでなくては」という強迫観念から自分を解き放つことができるか、それが現代社会において「自分なりの幸せ」を手にするための決め手なのです。

人生のどん底においても、なかなか人生をあきらめ切れない人ほど、この「普通」に人生を振り回されやすいんです。

そして幸せになることよりも普通であろうとすることに多くの時間とエネルギーを使ってしまいがちになります。

 

さらに普通でありさえすれば、自動的に幸せになれるものだと思い込んでしまっている可能性もあるんです。

人生のどん底でさえも「休んでなんかいられない」と焦ってしまう

心が弱っている「うつ」のような状態のときって、本当に辛く苦しいものです。

 

何が本当に辛いのかと言えば、それは人生のどん底で心が疲れ果てているにも関わらず、

「休んでなんかいられない、早く元通りの生活に戻らなくては!」

という焦りの気持ちが生じることです。

「人間、ただ、生きているだけで、それでいい」と思えるには、自分自身を無条件に受容できる必要があります。

うつの方の多くは、「こうじゃなきゃいけない」と、いつも「条件付き」の姿勢で自分自身とかかわっています。

それで、自分自身を追いつめてしまうのです。

自分の大切な人がもし、同じく精神的に疲れ果てているのに「早く仕事に戻らないと」と焦っていたとしたら、何と声をかけるでしょうか。

 

ありのままの現状の自分を良しとせず、理想の「あるべき自分」にこだわってしまうこと

これはとても幸せとは程遠い状態だと、客観的な視点に立つと見えてくるものです。

人生を半分あきらめて生きることなしに、人生のどん底からの復活はない

これまで必死に努力し続けて生きてきた人にとっては、

「自分にムチを打ってでも頑張り続ける」

ということよりも、あきらめることの方がよっぽど辛いものです。

 

では具体的にはどのように、人生のどん底にいながら人生をあきらめていけば良いのか。

そのことについて本書の中では詳しく書かれています。

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