頑張りたいのに頑張れない…その葛藤に苦しむ人に読んでほしい

心の悩み

頑張りたいのに頑張れない…。

もう努力できないほどの辛さに耐えられる人ほど、逆に諦めどきが分からず、苦しい気持ちでいっぱいになりがちですよね。

 

本記事では、頑張りたいのに頑張れない自分自身を肯定していく方法について解説していきます。

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頑張りたいのに頑張れない人が抱えている生きづらさ

「もう限界なのに、やめることを自分に許すことができない」

こうした葛藤に苦しむ人は、決して精神的に弱い人でもダメな人でもありません。

むしろメンタルが強く、自分を律することができる立派な人であるからこそ、心が壊れてしまうまで続けることができてきたはずです。

 

しかしだからこそ「頑張りたいのに頑張れない」という心の状態でも、あきらめるという選択肢を持つこと自体に、心理的な抵抗を感じてしまいやすいわけです。

では、なぜ努力が難しい自分のことを肯定してあげることが、ここまで難しいのでしょうか。

 

そこには自分でも気付いていない、自分に対する間違った思い込みがあるからです。

頑張りたいのに頑張れない自分自身を肯定していくには

頑張れない自分自身を肯定していく方法について、本記事では次の2つのステップを紹介していきます。

  1. 自分自身への思い込みに気付く
  2. 自分への感情を変化させる

それぞれ見ていきましょう。

1.自分自身への思い込みに気付く

いまの自分を受け入れることが心理的に難しい大きな理由は、心の底で、

「〇〇な自分でいなければ、人から愛されない」

という強烈な思い込みをしている場合があるからです。

 

そして過去にそう思い込むに至る、ショックな出来事があったはずなんです。

たとえば、

  • 一度頼っただけで「何でもすぐに人を頼るものではない」と言われてしまった
  • 弱音を吐いたら、慰められるどころか叱られてしまった
  • 勉強やスポーツ、仕事で上手くいかなかったことを、バカにされた

 

こういった一度は誰でも体験する可能性がある出来事の中に、もしかすると、

過去の自分が強烈なショックを受けた経験がある可能性があります。

 

何かしらのショックが、自分を「頑張りたいのに頑張れない」という状況まで追い詰めてしまっているんです。

誰でも心が大きく傷つけば、現実を見なくなる

一度でも大きく傷ついてしまうと、人は自分を守るために、

  • 「人に助けを求めると、拒絶されるんだ」
  • 「弱音を吐くと、みんな周りからいなくなるんだ」

このように決めつけてしまい、それ以降、現実を確かめなくなる場合が多くあります。

 

そうなってしまえば、目の前の人が弱音を言っても受け入れてくれる人だとしても、

「弱音を吐いてみよう」

そうした気持ちすら、抱けなくなってしまいます。

自分の弱さに怒りを感じてしまう

傷つきたくない思いが強いほど、完璧じゃない自分のことを認めにくくなります。

 

そして何か物事がうまくいかなくなると、その原因は「頑張りたいのに頑張れない」という自分のせいだと思い、自分を強く責めてしまいがちになります。

それは、「完璧な自分になれないと、孤立してしまう」

という焦りや恐怖心が心の底にあるからです。

 

焦りや恐怖心は苦しい感情であるため、そうした感情から自分を守るために「完璧じゃない自分」に怒りを持ってしまうんです。

 

つまり、頑張りたいのに頑張れないという自分を肯定していくためには、

「完璧ではない、ダメな自分でも大丈夫なんだ」

そう思うことができる経験が必要になります。

 

そして、そのためには今までの自分への見方を変えてみる経験が重要になってきます。

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2.自分への感情を変化させる

自己肯定感を高めるには、自分への感情を少しずつ変えていくことが効果的です。

 

そのための方法として、リフレーミングという手法があります。

このリフレーミングとは簡単に言うと、

自分や周りの出来事をいつもとは別の視点から捉えることで、気持ちや感情を変えること

 

たとえば、

今の仕事に耐えることができないような自分はダメだ

 

こうした考えも視点を変えれば、

  • 別の仕事なら、無理せず続けられる可能性もあるのかも
  • ここまで続けられた自分は、逆にすごいのかも

とも解釈できる。

 

こう考えられると、

  • 「頑張りたいのに頑張れない自分のことを、責める必要なんてない」と気付けるようになる

 

このように考えると、気張っていた気持ちも少しは緩み、頑張りたいのに頑張れないという自分を肯定していくことができていくかもしれません。

 

物事には必ず表と裏があります。

それと同じように、弱い自分と思っている部分でも見る視点を変えれば、必ずポジティブな見方ができるはずなんです。

頑張りたいのに頑張れない自分のことを、悪くしか思えないとき

しかし、なかなかすぐにポジティブな見方をすることができない場合もありますよね。

「頑張りたいのに頑張れない、それでもどうしてもあきらめることができない」

 

こういった場合、その「諦められないもの」に自分の存在価値を強く依存してしまっている可能性があります。

  • 今の仕事をしている自分こそ、価値がある
  • 結婚して家庭を持つことこそ、価値がある
  • 病気を克服した健康な自分にこそ、価値がある

 

そして自分の存在価値を特定のものに強く依存している場合、自分の中に人に認めてもらいたいという心を強く持っていて、

「人から認められることが唯一、他人から疎外されないこと」

だと思い込んでしまっていることが多いんです。

 

けれど実際は、

  • 自分が独身だろうが既婚者だろうが
  • どんな仕事をしていようが

ほとんどの人は、気にせず接してくれるものです。

 

つまり「人から受け入れられること」と「認められること」は全くの別物だと気付けないことが、苦しみの元凶なんです。

自分の弱さを認めるには

自分を受け入れることができずに悩んでいる人は、ある意味、遠回りをしているんです。

 

そもそもこれまでの頑張りは、

「みんなから受け入れてもらいたい」

そうした思いが、その努力の始まりのはずなんです。けれど、

  • 勉強でも仕事でも、できないと失望されると感じた
  • 他人は自分のことを社会的なステータスのみで判断してくると感じた

 

こうした体験から

「立派にならないと、寂しく辛く苦しい思いをするに違いない」

と思い込み続けてしまったことが、頑張りたいのに頑張れないという心の葛藤につながってしまっているんです。

目的と手段がすり替わっている可能性

そもそも完璧な理想の自分でいたい思いは、方法の1つだったはずなんです。

目的:人に受け入れられて安心したい
  ↓
手段:頑張って理想の自分になる

 

しかし、いつの間にか手段である「理想の自分になること」が目的になってしまっている可能性があるんです。

 

それに気付かないために、いくら頑張っても

「人に受け入れられる安心感を得たい」

という本当の目的が達成できなくて、辛く苦しくなってしまいます。

 

このことに気付けるだけで、少しずつ「頑張りたいのに頑張れないという自分」を肯定していけるでしょう。

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