
「毎日が何だか満たされない」
「自分の本当の能力を発揮できてないように感じる」
心が満たされない日々が続くと、ふと自分探しの旅に出たいと思ってしまいますよね。
本記事では自分探しの旅に出たくなる心理と、本当の自分を見つける方法について解説していきます。
自分探しの旅に出たい!その気持ちは心からのSOSでもある
自分探しの旅に出たいという気持ちが心からのSOSだという理由は、心の奥底に
「これまで無意識に押し込めてきた自分の本当の気持ちを吐き出してしまいたい!」
という気持ちがあるはずだからです。
そもそも旅に出たい、日常から離れたいという心理には、毎日自分でも気付いていない多くのストレスが隠れていると考えられます。
- 周りに常に気を遣っていて、実は疲れている
- 誰も自分の頑張りを認めてくれないように感じる
- いつも自分の本音を言わず、周りに合わせている
このようなストレスの中でも、特に強く心に負荷がかかるのは、
「人からどう思われるか」
という他人の目が気になって自分の気持ちを押さえ込んでしまう行為です。
つまり、自分探しの旅に出たいという気持ちには、
「自分が気付いていない自分に合った生き方、能力を知りたい」
こういった気持ちのさらに裏に

もっと自分の本音を出せる生き方をしたい!
という気持ちがある可能性があるんです。
自分探しの旅に出る前に、本当の自分を見つける方法
本当の自分を見つけるには、自分の隠れた願望をきちんと知ることが必要です。
そして、自分の隠れた願望を知るための方法として、ここでは下記の2つをご紹介します。
- 自分の嫌な面を少し見てみる
- 人生を楽しめない理由を考えてみる
本当の自分を見つけるとは、何かを新しいことをしたり、自分を強引にでも変えればよいというものではありません。
自分の本心に目を向けてみることで気付けるものなんです。
1.自分の嫌な面を少し見てみる
たとえば、

自分は八方美人で、なかなか自分の意見を主張できない
このような悩みを抱えていたとしたら、ではどうしてそもそも自分は八方美人になってしまったのでしょうか。
もしかすると、八方美人になった理由は、過去に自分の本音を言って誰かから嫌われてしまった経験などがあるのかもしれません。
そうした経験から、
「本音を言うことは悪いこと、ワガママなことだと思い込んでしまった」
こういったことが、思ったことを言えない不自由な生き方の大きな原因の一つと考えられるんです。
こうしたことに気付くことができれば、本当は自分探しの旅に出ることで
「押さえている本音を吐き出してしまいたい!」
という願望があると知ることができるはずです。
つまり、吐き出したい本音があるということになります。
その本音を少しずつ出せる自分こそ、本当の自分と言える可能性があるんです。
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2.人生を楽しめない理由を考えてみる
本当の自分を見つけるために必要なもう一つのことは、自分を楽しませることです。
これまで旅に出たくなるほど、日常がつまらないと感じている人は、目の前のことをひたすら頑張り続けてきたのかもしれません。
しかし、頑張れば頑張るほど、
- 頑張ったのに誰も認めてくれない
- 我慢し続けてきたのに、誰も褒めてくれない
このように我慢して頑張るほど、他人に執着してしまい自分自身にも大きなストレスがかかってしまいます。
本当の自分の気持ちに気付くには、我慢を少しずつ軽くすることです。
つまり、本当は自分探しの旅に出てみることで、
- 我慢していることをやめたい
- やめてみたら、やりたいことが自然と見つかるかもしれない
という願望や期待があると言えるんです。
そして、それに気付くことができれば、普段から我慢してやっていることは自分探しの旅に出なくてもやめられるはずなんです。
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本当の自分を知るとは、自分の弱さを認めること
自分探しの旅に出たいとは、ある意味、自分の意識が
「自分自身にのみ過剰に向いてしまっている」
ということでもあります。
- 自分の心が何か満たされない
- 自分が幸せになるためにはどうすればいいのだろう
しかし、そもそもそのように考えてしまう大きな原因には、
- 自分に厳しすぎる
- 自分の弱さを認められない
こういったことが根底にある可能性があります。
自分を変えなくても、
「いまの自分の持っている力、知識、スキルで出来ることはないか」
そう改めて考えてみることで、本当の自分を見つけることはできるはずなんです。
本当の自分を知るための一番の近道は、自分が心の底に押さえ込んできた本音に少しずつ気付いていくことです。
自分探しの旅に出たい!という心からのSOSをきちんと受け止めるためにも、自分が認めたくない弱さに少しずつ目を向けていきましょう。